『ハンター』 映画.com レビュー&劇場用パンフレット

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ウィレム・デフォー主演のオーストラリア映画、2月4日公開!

ダニエル・ネットハイム監督の『ハンター』はあなどれない。最近はなんでも説明してしまうテレビドラマのような作品が少なくないが、この映画はそういう要素をいさぎよく削ぎ落としていく。さらに、モノローグやフラッシュバックを使いたくなるようなところでもまったくそれをやらない。徹底していて気持ちがいい。

だからこちらが想像力を働かせる余地がたっぷり残されている。最後のタスマニアタイガーや自然、あるいは死者と主人公の関係を描くこの映画には、そういう言葉や説明に頼らない表現がふさわしい。


まずは映画.comの『ハンター』レビューを読んでみてください。そして劇場で作品をご覧になったらぜひパンフレットの原稿も読んでください。この映画における自然や動物と人間の関係を掘り下げている他に、これを知っていると物語が別の意味で印象深いものになるある実話を取り上げています。

ヒントは、かつてオーストラリアのロックバンド、ミッドナイト・オイルもその人物のことを曲にしている実話です。