『ファミリー・ツリー』劇場用パンフレット



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ジョージ・クルーニー主演の話題作!5月18日(金)ロードショー

本年度アカデミー賞で脚色賞に輝いたアレクサンダー・ペイン監督の最新作『ファミリー・ツリー』の劇場用パンフレットに、「連綿とつづく生の営み」というタイトルで、これまでのペイン作品(『ハイスクール白書 優等生ギャルに木をつけろ!』『アバウト・シュミット』『サイドウェイ』)を踏まえて新作の魅力を探るコラムを書いています。

ペイン作品といえば、人生の危機に直面した主人公の姿がすぐに思い浮かんできますが、筆者は、もうひとつ、まったく違った共通点があるところに興味を覚えていました。そして、『ファミリー・ペイン』では、これまであまり目立たなかったその共通点が、より明確になっています。コラムでは、そのあたりから作品の魅力に迫っています。

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『暗夜行路』の世界を入口に僧兵コースを歩く―伯耆大山に登る その二



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5月3日(木):曇りのち雨:御幸参道本通り→蓮浄院跡→阿弥陀堂

天候がよくないので本日の登山は諦め、大山情報館でいただいた「僧兵コース案内図」をたよりに大山寺周辺を歩くことに。最初に行きたい場所は決まっていた。志賀直哉ゆかりの蓮浄院跡だ。志賀直哉は大正3年の夏にこの宿坊に滞在し、そのときの体験をもとに『暗夜行路』の終盤にある大山を描いたといわれている。

10年ほど前には宿坊だった建物がまだ老朽化した状態で残っており、記念館として復元する計画が持ち上がったが、故人の遺志で説明板を設置するだけにとどまった。志賀直哉は遺言に「記念碑や記念館は一切断る事」と記していたという。いまはどうなっているのか。

荷物を預けた吉野旅館の前から参道本通りを上がっていく。GWだというのに、天気のせいか人影もまばらだ。好天であれば参道の先に大山の山容を拝めるはずだが、なにも見えない。蓮浄院跡は夏山登山道の入口にあるので、明日も同じ道を通ることになる。足湯を過ぎ、土産物の岩田屋の角を右に曲がって進むと、佐陀川に出る手前にかなり立派なモンベル大山店が建っているのにちょっと驚く。こういう場所に専門店があるのは珍しいが、後で吉野旅館のご主人に尋ねてみたら、モンベルの経営者が大山に愛着を持っていて、ここに店を出したのだそうだ。


モンベル大山店の前で大山パークウェイに合流し、佐陀川にかかる大山寺橋を渡ると、左手に南光河原駐車場がある。けっこう車がとまっていて、登る準備をしている人たちがいる。さらに車道を少し進むと左手に階段があり、これを上がっていくと木立のなか、左側に蓮浄院跡の石垣が見えてくる。あとからきた登山客の集団がわれわれを追い抜き、夏山登山道を上っていく。

『暗夜行路』の主人公・時任謙作は、大山という淋しい駅で汽車を下り、俥(くるま)に乗り、車夫に案内されて大山に向かう。蓮浄院に到着する場面はこのように描写されている。
二人は河原を越し、急な坂路を薄暗い森の中へ登って行った。右が金剛院、左が一段高くなって蓮浄院だった


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サンライズ出雲で横浜から米子~大山寺へ―伯耆大山に登る その一



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5月2日(水)~3日(木):小雨:横浜駅→米子駅→大山寺バス停→吉野旅館

GWの後半に中国地方の最高峰、鳥取の伯耆大山に登る計画をたてた。今回は往復に寝台特急・サンライズ出雲を使うというお楽しみもある。一度は乗ってみたいと思っていたことももちろんあるが、横浜近辺から伯耆大山を目指すにはこの寝台特急が実に便利なのだ。

普通に新幹線を使うとすれば、まず新横浜まで行き、さらに岡山で伯備線に乗り換えて米子に行くことになる。しかも始発で出たとしても到着は12時過ぎになり、大山寺まで行くバスを13:30まで待たなければならない。空路を使えば9時前には米子に着くが、ずっと割高になるうえ、バスに乗る回数も増える。サンライズ出雲なら横浜から乗ってそのまま米子に行けて、9時過ぎに到着して、9:20のバスに乗れる。その日に大山に登ることも可能だ。

それで料金はというと、A寝台「シングルデラックス」からB寝台「シングル」「ソロ」「シングルツイン」「サンライズツイン」、そして寝台料金不要の「ノビノビ座席」までいろいろ寝台プランがあるのでそれによって変わる。そのなかで今回利用するのはシングルツイン。サンライズ号は2階建てだが、車輪の上のスペースにだけ2階建てではない天井の高い個室があり、上段に補助ベッドがついていて、2名でも利用できるようになっている。このシングルツインを利用しても、新幹線を使った場合より若干割高になるだけで、ほとんど変わらない。ならば乗り換えがいらないサンライズを使わない手はない。

ということで東京始発で、横浜を22:24に出るサンライズ号に乗り込んだ。米子に着くのは翌朝9:03で時間はたっぷりあり、すぐに寝たりはしない。部屋はすでに上下のベッドがセッティングされていて、そのままでは動きがとれないので、過ごしやすいかたちにする。上段の補助ベッドをたたみ、天井を高くする。下段のベッドのシーツをとり、真ん中の部分をはずして背もたれにし、たたまれたテーブルを引き上げる。これでベッドが向かい合わせのソファになる。


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トレーニングも兼ねて山梨・滝子山へ



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笹子駅→道証地蔵→作業小屋→白縫神社→滝子山山頂→桧平→笹子駅

先日の奥多摩・川乗(苔)山につづいてトレーニングも兼ねた山歩き。うんざりするほど歩けて、ペースダウンしてもバスの時間などを気にしなくていいように駅に直接下りられるようなコースを考えて、山梨の滝子山に登ることにした。笹子駅から登って、隣の初狩駅に下るコースだ。

桜木町4:43の電車に乗り、東神奈川、八王子、大月で乗り換え、7:06に笹子駅に到着。3年前に同じコースで登ったことがあるので、道はだいたい覚えている。笹子駅から国道20号線を大月方向にしばらく進み、道標に従って田んぼの間の道に入り、大鹿沢に沿うように林道を行く。

林道のわきに道証地蔵が立つ分岐から山道に入り、沢を渡ったり、沢から離れたり、沢に沿ったりしつつ高度を上げていく。この沢にはさまざまなかたちの滝があるので、退屈しない。但し、沢沿いの道の上の方に、道が崩れているところがあるので少し注意する必要がある。



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今週末公開オススメ映画リスト2012/04/26

週刊オススメ映画リスト

今回は、『ル・アーヴルの靴みがき』『孤島の王』『ジョイフル♪ノイズ』の3本です。

『ル・アーヴルの靴みがき』 アキ・カウリスマキ

『街のあかり』(06)以来、5年ぶりの新作。『ル・アーブルの靴みがき』試写室日記の方にいろいろ感想を書きましたので、まずはそちらをお読みください。

現在発売中の「CDジャーナル」2012年5月号に、「カウリスマキの神学」というタイトルで本作品のレビューを書いておりますので、ぜひお読みください。

試写室日記では、この新作でカウリスマキが新たな次元に踏み出していて、そこには昨年末に公開されたレイ・マイェフスキの『ブリューゲルの動く絵』(11)に通じる視点があるといったことを書きました。いったいどう繋がるのか首を傾げた方もいらっしゃるかもしれませんが、はったりをかましたわけではありません。「CDジャーナル」のレビューでは、『ブリューゲルの動く絵』も引用し、繋がりを明らかにしております。

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