再上映が始まった『ようこそ、革命シネマへ』の劇場用パンフレットに寄稿しています



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映画と政治、世代を超えた共感と歴史の重み

ベルリン国際映画祭 パノラマ部門でドキュメンタリー賞と観客賞を受賞したスハイブ・ガスメルバリ監督の長編デビュー作『ようこそ、革命シネマへ』(19)。6月に入って再上映が始まりつつある本作の劇場用パンフレットに、「映画と政治、世代を超えた共感と歴史の重み」というタイトルでレビューを書いています。

スーダンの映画産業が崩壊した世界で、小さな上映会を開き、廃墟となった映画館を復活させるために尽力する4人のベテラン映画製作者たちを追ったドキュメンタリー。9歳のときに独裁政権によって映画を奪われたガスメルバリ監督の軌跡も踏まえて作品を掘り下げる内容になっています。

▼ ガスメルバリがTVのためにつくった短編「Sudan’s Forgotten Films」(英語)も参考になると思います。

▼ 『ようこそ、革命シネマへ』予告

ユーロスペースでは6月1日(月)~再上映

『コリーニ事件』|ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」記事

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世代間の溝、ドイツの「過去の克服」が掘り下げられる『コリーニ事件』

ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の2020年6月11日更新記事で、フェルディナント・フォン・シーラッハのベストセラー『コリーニ事件 (創元推理文庫)』を映画化したマルコ・クロイツパイントナー監督の『コリーニ事件』(19)を取り上げました。

本作を観て筆者がすぐに思い出したのは、ペーター・ライヒェルの『ドイツ 過去の克服―ナチ独裁に対する1945年以降の政治的・法的取り組み (叢書ベリタス)』の最後の方で詳述されている「ナチ時代に犯された犯罪の時効問題」のこと。そこらへんも引用しつつ、ドイツ固有の「過去の克服」というテーマがどのように掘り下げられているのかを書きました。

コラムをお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。

世代間の溝、ドイツの「過去の克服」が掘り下げられる『コリーニ事件』

2020年6月12日(金)ロードショー

風間志織 『チョコリエッタ』 レビュー



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知世子とチョコリエッタをめぐる冒険

筆者ホームページ“crisscross”の方に、風間志織監督の『チョコリエッタ』(14)のレビューをアップしました。すでにレビュー01として短めのレビューをアップしていますが、今回は劇場用パンフレットに寄稿した少し長めのレビューです。

レビューをお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。

風間志織 『チョコリエッタ』 レビュー02

スサンネ・ビア 『真夜中のゆりかご』 レビュー



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緻密で巧妙なビア監督の話術とミステリーの融合

筆者ホームページ“crisscross”の方に、スサンネ・ビア監督の『真夜中のゆりかご』(14)のレビューをアップしました。脚本は、ビアとアナス・トーマス・イェンセンという不動のコンビ。キャストは、ニコライ・コスター=ワルドー、マリア・ボネヴィー、ウルリッヒ・トムセン、ニコライ・リー・コス、リッケ・メイ・アンデルセンという顔ぶれです。

レビューをお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。

スサンネ・ビア 『真夜中のゆりかご』 レビュー

『美術館を手玉にとった男』 記事



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30年間贋作を制作し、資産家や神父を装って美術館に寄贈し続けた男

ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の第8回(10月30日更新)で、サム・カルマン&ジェニファー・グラウスマン監督のドキュメンタリー『美術館を手玉にとった男』(14)を取り上げました。スティーヴン・スピルバーグの『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)と対比しつつ作品の魅力に迫るような内容になっています。

コラムをお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。

30年間贋作を制作し、資産家や神父を装って美術館に寄贈し続けた男|『美術館を手玉にとった男』